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日本沈没 自民党大勝に思う

右に傾いた船は沈没するのみ。

選挙速報を見ながら感じた思いだ。
これで、日本の政治の左右のバランスは大きく崩れ、糸の切れた凧のように、右傾化に拍車がかかることになった。
まさに、今日という日は、安倍晋三の思い描く美しい日本になる為に、国民が多大な犠牲を払うことが決まった日となるのだ。

選挙結果を受けて、中には、ただ単に自民党政権の時代に戻っただけだと言う人もいるようだけど、それは全く違うと思う。
かつての自民党政権の時代には、社会党という政治的に対抗しうる政党が野党として存在し、なんちゃってながらも二大政党的な左右の政治バランスは保たれていたことになっていたのだが、今度の野党の大半は、自民と親和性の高い新自由主義政党と、なんちゃって左派政党しかいないわけで、もはや安倍の暴走を食い止める政治勢力は皆無に等しいのだ。
更に言うと、新総理となる安倍が取り戻そうとしているのは、かつての自民党政権時代の日本ではなく、戦前の国家体制だということ。
少なくとも、それをなしえる為の改憲を行い、自主憲法を制定した総理大臣として名を残すことに全てを費やしてくることだけは間違いないであろう。
そんな訳で、まさか、右傾化の歯止めを公明党に期待する他ない日が来ようとは、本当に絶望的な政治状況としか言いようがない。

結局、政権交代によって民主党がなしえたことは、中道左派政治の信頼を損なうだけでなく、左派という政治思想そのものを消滅させたことでしかなかったということだ。
これで、日本は更なる混乱の一途を辿ることになる。
ある程度予想していたとはいえ、したくもない覚悟をしなければならない選挙結果となった。

もはや、右に傾いた船が、反動で左へ戻ることに期待するしかないのだろうか、
しかし、その前に沈没してしまっては、元も子もないのだけど...

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石原慎太郎は右脳派?

石原氏「憲法9条のおかげで同胞見殺し」
 日本維新の会の石原慎太郎代表は10日に都内で行った街頭演説で、北朝鮮による日本人拉致事件について「たとえば横田めぐみさんとか、状況証拠からいって200人以上の日本人が拉致されて、殺されている」と述べた。  石原氏は憲法改正の必要性を訴える中で拉致事件に言及し「憲法9条のおかげで同胞を見殺しにした。あんなのがなければ、日本は『とにかく返してくれないと戦争するぞ、攻めていくぞ』という姿勢で取り戻せた」と主張した。
2012年12月11日 産経ニュース

石原慎太郎の脳みそが筋肉で出来ているのは、今更驚く話でもなんでもないのだけど、右派の御用メディアでもあるはずの産経が、このニュースを掲載した意図がいまひとつ理解できない。
さすがに右派や保守系の人達も、この石原発言には賛同できない人の方が多いのではなかろうか。
まさにネトウヨしか歓喜しそうもないニュースを、なんでもまた、どのような意図で産経は取り上げたのか?
とってもどうでもいいことなのだが、とっても気になってしまった(笑)

しかしながら、こういった発言が、注目株の政党の代表かつ目玉でもある候補者から発せられ、そしてニュースとなって公然と飛び交うこと自体に、日本の右傾化をまざまざと感じる次第だ。
思うに、かねてから中道左派の政治勢力の空洞化を当ブログでは危惧してきたけれども、もはや中道右派の存在も薄れる程に、極右思想が受け入れられつつある一端を見ているような気もする。
果たして、極右国家を望んでいる有権者は、どの程度存在するのだろうか?
そんな訳で、メディアによる投票調査は、既に時代錯誤な方法を取っているだけに、実際の得票率の行方が気になるところだ。

いずれにしても、仮に9条を改憲したところで、彼等が思い描いているような展開にはならないのは、目に見えているんだけどね。
弱い犬ほどなんとやらさながら、弱い奴ほど武器を持ちたがるってことは、自覚しているのかな(笑)
そもそも、日本のような海洋国家で、武力侵攻を受ける可能性がどんだけあるのかって話。
核兵器にしたって、使えない武器を持ってたって、なんの抑止力にもならないし、べらぼうに金掛かるだけでしょ。
ただでさえ軍事費が掛かっちゃう国なんだから、どう考えても費用対効果が悪すぎなんですけど...
ある意味、石原慎太郎みたいな政治家が日本に存在すること自体が、すでに抑止力になっているようなものなんだから、それで充分だよ(笑)

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政権公約を透かしてみれば

いよいよ衆議院選挙の投票日まで1週間。
これからの日本を占う大事な選挙となるはずなのだが、争点がぼやけたまま、選挙戦も終盤を迎えようとしている。
それもこれも、どこも聞こえの良い政策の切り売りばかりで、実に整合性を欠いた政党が乱立していることに、つきるのではないだろうか。
そもそも、政策とは、政党や政治家の政治理念や方針によって、それぞれ具体化したものになるはずなのだが、政治理念よりも、1票欲しさの政策を並べるばかりで、結局のところどんな政治を行い、国家ビジョンを描こうとしているのかが、まったく伝わってこない。
そんな八方美人な政策でもって政権を託してくれと言われても出来ようはずもないんだけどね。
もとより、一部の利害が一致しただけで、くっついちゃ離れ、でもって雨後の筍のようにポコポコと政党を立ち上げる政治家の劣化ぶりには、ホント呆れる他ない。
結局のところ、日本の将来より、自分の将来のことしか考えられない政治家しかいないって話なのだ。
大体、脱原発という一つの政策だけで、いとも簡単に新しい政党が出来てしまう訳で、日本の政治はなんといい加減なのだろうと思う次第。

いずれにせよ、今回の選挙は、脱原発とか景気対策とか、上辺だけの政策が争点となっていて、こんなことで日本の政治を決めてしまっていいのだろうかという気持ちで一杯だ。
日本が抱えている問題は、そんな簡単に白黒付けられる単純な話ではないっつうの!

先日のニコニコ動画で行われた党首討論でも如実に感じたことなんだけど、
政治家も有権者も、政治に対して、答えを性急に求め過ぎているように思う。
日本が抱える政治課題は、利害が複雑に絡み合い、一長一短で解決できない事柄がほとんどな訳で、簡単に答えなど出せるはずもない。
現実の政治とは妥協の産物であり、ましてや議員内閣制の政治制度下では、自分の意見を推し進める以上に、対立する相手から妥協を引き出していかなければ、日本の政治は動かない仕組みとなっている。
即ち、利害の調整役として、政治家や政党は存在するのであって、例えば、石原慎太郎や安倍晋三ような、独りよがりな政治を思い描いたところで、実際はそう易々と行かないのも日本の政治なのだ。
まぁ、彼らは、だからこその改憲論者とも言えるんだけど...
したがって、有権者は個々の政策の良し悪しで支持する政治家や政党を決めるのではなく、利害調整に於ける方向性や方針、つまりは国家ビジョンでもって政党や政治家を選ぶ必要がまずもってあるのであり、加えて、政治家におけるリーダシップとは、自分の考えを推し進めるのではなく、相手を巻き込んでまとめ上げる力のある人物を指すということになるのだ。
そんな訳で、アクセサリーのように並びたてられた見栄えの良い政権公約や威勢の良い党首の言葉に、いちいち惑わされていては、日本の将来は覚束ないものになってしまう。
我々は、政治家や政党の素顔や本音を見極めて、価値ある一票を投じなければならないのだ。

じゃぁ、どうやって見極めればいいのかって話になるのだけど、
実は、これって、そんなに難しい話ではないんだよね。

国政というのは、単純な話、どうやって税金を集めて、どうやって国の為にその税金を使っていくかを決めていくことでしかなくて、その考え方は、大きく分けると二通りしかない。
ひとつは、税金を多く徴収した分だけ、多くの公共サービスでもって国民に還元するやり方か、もうひとつは、逆に税金を少なく徴収して公共サービスも少なくする方法かのいずれかしかないのだ。
いわゆる、大きな政府か小さな政府かのいずれかを選択することが、即ち今度の選挙の大きな意義になると個人的には思っている。
ちなみに、世界同時不況の最中、欧米の有権者が大きな政府を志向し始めているのは、当ブログで何度も指摘している通り。

でもって、具体的に言うと、大きな政府を目指すのであれば、増税や社会保障制度の充実を訴える政策になるだろうし、方や小さな政府であれば、規制緩和や、公務員の人員や給与の削減といった政策を訴えることになる。
様々な政策も、大きな政府か小さな政府のいずれに基づくものなのか、それぞれ照らし合わせることで、その政治家や政党の政治理念を透かして見ることが出来るのだ。

そう考えてみると、実は原発そのものは、政策として争点には当てはまらないことがよくわかる。
むしろ重要なのは、エネルギー政策の考え方であって、脱原発にしろ、その中身をどちらのスタンスで進めていくのかを見極めることが大切なのだ。
その他、消費税増税を容認しながら、規制緩和を打ち出すような矛盾した政策を、何食わぬ顔して掲げる厚顔無恥な政党は、平気で有権者を裏切ることが出来る政党だと考えたほうがいいだろう(笑)

ただ悲しいかな、そうやって精査していくと、主義主張の是非はひとまず置いておいて、まともな政党は僅かしか残らないという、日本の政治の劣化ぶりが伺えてしまう所に、正直、絶望的な気分になってしまう。
それでも、政治理念無きなんちゃって政党に投票するよりかは、遥かに建設的な選択になる訳で、まかり間違っても「なにかやってくれそうな」政治家や政党を選ぶことだけは絶対にあってはならない。
即ち、それは有権者の思考停止を意味することでしかないのだ。
結局のところ、誰かに日本の政治をなんとかしてもらおうなどという、無責任な考えが国民の中にある限り、ろくでもない政治家を生み出し続けることになる。
そういった意味でも、今回の選挙は、国民にその自覚があるのかが問われる選挙でもあるのだ。

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