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始めの一歩 6月29日反原発デモにて

大飯原発「再稼働反対」 市民ら官邸囲む
 関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)の原子炉起動を7月1日に控え、原発再稼働に反対する市民による抗議行動が29日夕、首相官邸周辺で繰り広げられた。「再稼働反対、再稼働反対」。地中から湧き上がるような声が官邸を包んだ。  抗議行動は、脱原発グループを中心に、短文投稿サイトのツイッターやフェイスブックなどを通じた呼び掛けで市民らが集結。毎週金曜日夕にあり、再稼働が政治課題に上り始めた6月は回を重ねるごとに増え、この日主催者側は20万人と発表、 警視庁は2万人弱としている。
 参加者も子連れや中高年まで年齢層も幅広く、太鼓をたたく人、獅子舞の格好で踊る人も。官邸前から霞が関の官庁街まで1キロ近くにわたって路上に人々があふれた。
2012年6月29日 共同通信

ということで、前回のエントリーの通り、デモの成り行きを見届けるべく、実際にこの目で確かめに行ってきた。
で、いきなり最前線の国会議事堂前に出てしまうのもどうかと思い、霞ヶ関方面から徐々に近づいてみることに。

 6.29緊急!大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前抗議
 【日時】6/29(金)18:00〜20:00 予定
 【場所】首相官邸前(国会記者会館前、国会議事堂前駅3番出口出てすぐ)
 【呼びかけ】首都圏反原発連合有志

18時過ぎに現地に着いて財務省の前を通ってみると、既に抗議の人達が列をなしてシュプレヒコールを上げていた。
この辺りは、メインの抗議行動の場所ではなかったと思うが、それでも、かなりの人数で埋まっていたように思う。
やがて、メインルートでもある内閣府付近に近づくと、予定の周回ルートは溢れんばかりの人達で埋め尽くされていた。
更に奥に入って、一番のメインステージでもあろう首相官邸前まで来ると、さすがに、かなりの熱気と大勢の人達で騒然としていたものの、それでも最低限の秩序は保たれ、抗議行動も平和的に行われていたように思う。

demo1.jpg
デモの周回ルートは大勢の参加者で埋め尽くされていた

デモそのものは、いわゆる拡声器を使って、いちにのさんでシュプレヒコールを上げるようなステレオタイプなものではなく、参加者が、それぞれ思い思いのメッセージや声を上げていたりと、かなり自由な空気が漂っていて雰囲気はかなり良かった。
その分、抗議行動としての統一性やまとまりは感じられないものの、むしろ皆が好き勝手にメッセージを発する事で、ごく普通の市民が参加している趣があり、従来のデモには見られない開放的な様子が伺えた。

周囲の状況としては、中継車が出るようなテレビ取材などは見当たらなかったが、かなりのプレス関係思しき人達と、ヘリコプターが4~5機上空を飛んでいた。
その他、場所がら一般の人出が多くないエリアというのもあってか、運営側の誘導も、きちんと動線を確保するなど、それなりにコントロールできていたように思えたし、警察の方も割と協力的な姿勢で対応していたのが印象的だった。

demo2.jpg
デモ上空には、4~5機のヘリコプターの姿も

全体的な感じとしては、もちろん、その筋の活動家っぽい人も散見されるものの、むしろ大半は普通の人々、即ち、カップルに子供連れ、学生っぽい人から、それこそ近所のオバサンが井戸端会議で集まってきているような感じまで、とにかく、バラエティに富んだ参加者が多く、原発に対する市民感覚が色濃く反映されている感じがした。
唯一の懸念は、これ以上の人数が集まった時に、永田町(デモ会場)付近の道路事情を考えると、キャパシティの限界を超えて大混乱に結びつく恐れがあること。
今回、メディアがそれなりにデモを報じていることから、次週以降の参加者が膨れ上がることは確実だと思われ、何かしらの対応が求められることにはなりそうだ。
主催者の20万人という動員の発表には、はっきり言って、このデモをむしろ貶めてしまうような公表にしか思えず、大いに疑問を感じるのだが、少なくとも2~3万人程度は集まっていたと思われる。
よって、このままいけば、次週以降は活動場所を複数にするか広範囲に分散させる必要はありそうだ。

元々は、ツイッターやフェイスブックの呼びかけで始まったとされる今回の抗議デモ。
ネット特有の突発的な要素を孕んでいるためか、主催者を含め、従来のデモと比べて、計画性や組織的な動きは乏しいものの、その分、誰でも自由にデモに参加できる開放的な効果をもたらしていて、新しいデモの形を見た思いがした。
当初、その計画性の無さから、単なる抗議イベントの一つとして、一過性のもので終わるかに思われたのだが、まさに市民感覚で表現できる抗議デモとしての側面が、より多くの市民の関心を引き付けて、デモそものもが一人歩きを始め、その規模を拡大させているように感じている。
今回、メディアがかなりの反応を示したのも、このデモが、市民権を得たデモに変貌しつつあることを意味しているのではないだろうか。
したがって、既にその兆候も見られ始めているが、このようなデモの動きは、その特性からして、一気に全国規模へと加速するのではないかと思っている。
ひょっとすると、国民運動にまで発展するデモになるかもしれない可能性を、率直に感じているところだ。

今回メディアが取り上げた事で、もはや政府も完全無視という訳にはいかない段階に入ったと思われる。
デモが理性的に行われているというのもあって、今のところ警察の対応も協力的(ちなみに公安らしき人物も見かけられた)で、現時点では政府側も、言わばガス抜きの抗議デモとして許容している向きを感じるが、今後、参加者が増えていった場合、更には全国規模へと拡大していった場合に、どのような対応を取っていくのだろうか。
まずは、今後の警察含めたデモに対する警備体制の行方は注目しておきたい。

一方で、デモの方も、規模が大きくなるにつれ、秩序を失う恐れも出てくることから、慎重な行動が必要となってくると思われる。
既に、主催者の手を離れて、デモ自体が一人歩きを始め出した感が強く、今後の展開が読みにくくなってきており、この抗議デモが、社会にどう作用していくのかは、まったくもって未知数だ。
従来の組織運営されたデモと違って、大きな発展性を秘めているのと同時に、流れが反転する場合もありえるし、また、色々な方面で政治的に利用される恐れも懸念され、非常に不安定で危うさを持ち合わせていることも踏まえておかなければいけないと思う。
よって、反原発の機運を下火にさせないためにも、シンプルで平和的な抗議行動に徹して、全国規模へと広がっていくことを切に願いたい。

demo3.jpg
首相官邸前は、さすがに騒然としていた。デモに参加する国会議員の姿もチラホラあった

このデモの存在を知った当初は、デモを行うことより、脱原発のプロセスを皆で考え、その答えを導き出すシチュエーションをいかに作るかということが重要だと考えていたし、今もその考えはもちろん変わってはいない。
加えて、単なる市民感情を表現しているデモなだけで、その計画性の無さから、建設的な流れに発展するとは思えず、個人的にはかなり懐疑的な見方もしていた。
しかし、実際に今回の反原発デモを目の当たりにして、その考えを改めなければいけないとの思いに至っている。
恐らく、これだけ「反原発」の思いを誰もが自由に表現できるデモは、他のデモではありえないのではないだろうか。
組織の大きな思惑も無く、まるでお祭りに参加するが如く、年齢も性別も、職業も社会的立場も、思想も考え方も、あらゆる人達が分け隔て無く参加出来るのも、ツイッターやフェイスブックのような新しいコミュニティの繋がりをきっかけにして、反原発の気持ちを共有することを可能にしたデモだからなんだと思う。
国民の気持ちを無視して、一方的に再稼動を推し進めようする政府に対して、反原発の意思を明確に伝えるのには、今回のデモのようなシンプルで幅広い連帯感を伴ったメッセージの方が、より効果的なのかもしれない。
今は、政府にこのような大きなプレッシャーを与え続け、反原発への最初の一歩を示すことが、何よりも重要なのだと思う。
結局、人の心を揺り動かすのは、人の心でしかない、今回のデモを見て、そんなシンプルな気持ちに立ち返った気がする。

さて、政府は今後どのような対応をとってくるのだろうか。
このデモを無視し続けたり、はたまた、否定もしくは排除するような動きを見せるようなことが起きれば、消費税の問題など、政府に対する不平不満と結びついた反体制運動へ転化する可能性も秘めており、今回のデモの対応を誤れば、野田政権にとっては、命取りになりかねない展開も起こりえると思う。
もちろん、それはそれで願ったり叶ったりでもあるけれど...
いずれにせよ、次週のデモの動きによっては、予断を許さない状況もありえるかもしれない。

今の現時点で、反原発の民意を示す方法が無い以上、このデモ運動に微力ながら協力していきたいと思う。
そして、このデモが大きなうねりとなって、この国を動かす力になりえる可能性に大いなる期待をしたい。
その動きに少しでも加わることを願って、当ブログに書き記したつもりだ。

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腐っても小沢一郎

小沢グループ、会派離脱案も 離党慎重論に配慮
 消費増税関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は28日午後、輿石東幹事長と会談する。小沢グループ内には衆院の民主党会派からの離脱を検討する動きも浮上。グループ内の離党慎重論に配慮し、結束を保つ狙いがある。ただ党執行部の了解が必要で実現性は不透明だ。  小沢氏は28日昼、超党派のグループ勉強会で「最終の審判はいずれくる総選挙においてなされる」と呼びかけた。終了後、離党を検討している衆院議員35人とグループの参院議員14人を前に「最善の道を最後まで模索する。うまくいかなければ重大な決断をしなければいけない。一任をお願いする」と語った。
2012年6月28日 朝日新聞

やはり、腐っても小沢一郎は小沢一郎だった(笑)
端から期待はしてなかったけど、まさに予想の範囲内で、まったくもって面白くもなんともない。
散々世間を賑わせておきながら、と言っても、要はいつもの黙して語らずによって、世間が勝手に騒いでただけなんだけど、消費税法案に反対票を投じたのみで、結局のところ、民主党執行部に揺さぶりをかけるべく党内にしばらく居座り続けると決めたようだ。
多くの国民が、消費税法案の可決に憤りを感じている中、反対票を投じたにも関わらず、小沢一郎を支持する声がさっぱり聞かれないのも、毎度、こうした政局的観点に基づいた合理的な動きしか見せられない、彼の変わり映えのしない政治姿勢がもたらしているんだろうなと改めて実感。
まさに、風を読む政治家ではなく、風を起こせる政治家(実際は、風を起こせそうな政治家なのだが...)でなければ、今の有権者の支持を集める事は出来ないんだけどね。
ということすら小沢一郎はもはや読めていない(笑)
政治に対する不平や不安を日常的に抱くほど、国民生活がひっ迫していることを彼はまるで理解できていないんじゃなかろうか。
選挙の時だけではなくて、政治家としての普段の行いを有権者は見ていることを、いい加減気づいた方がいいと思うよ。
というか、もう気づいても今更遅いとは思うけどね。

万が一、与党過半数割れの議員数を引き連れて新党を結成し、野党と組んで解散総選挙を成し得たとしても、小沢新党が支持を集める事は確実に無いでしょ。

一方、民主党執行部。
てっきり、こちらは厳しい処分をちらつかせながら造反者への締め付けを図ると思いきや、そうだった、彼らがアメーバ政党だったことをすっかり忘れてた。
そもそも、翼賛政党に反対意見なんて存在する訳が無いし、処分の必要性が生じるはずもない。
あらゆる政敵を飲み込むモンスターさながらに肥大化していくだけで、いずれは腐って崩れ落ちる他ないと思うんだけど。
というか、もう充分腐っているはずなんだけどね。

などと、そんな皮肉を悠長に言っている暇は無い、もはや、日本の政治は、いや社会は深刻な状況に陥っていると思う。
原発再稼動にしろ、消費税増税にしろ、政治が国民を欺いてまで推し進めようとしていることに、怒りを禁じえないし、それに同調する既存の大手メディアには、もはや不信感しか沸いてこない。
これほどまでに、不条理なことがまかり通る事態は、異常としか言いようがないと思う。

これを期にはっきりと口にしたい。
今の、日本の政治は狂っている!
政党や政治家はもちろん、官僚に大企業や大手メディアような、いわゆる既得権者達が、国民生活を食い潰してまで、己の保身のことしか考えていない。
そして、国民もまた、目先のこと、自分のことしか考えられなくなってきている。

こういう時だからこそ、物事を客観的に考え、総論で語れるようにならなければいけないのだが、世の中の流れは、益々逆行しているようにしか思えない。
果たして、この流れを変える術はあるのだろうか?
今の状態が続くとするならば、この滅び行く日本で、どうやって生きていくのかを真剣に考えなければいけない時が、確実に近づいているようだ。

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紫陽花革命とジャスミン革命

官邸前4万5000人の衝撃 野田首相にトドメ刺す市民デモ地獄
 スゴいことになってきた。先週末の22日夜、首相官邸前で行われた反原発デモのことだ。夕方から始まった抗議活動に、仕事を終えた一般市民が次から次に参加。4万5000人の巨大なうねりが官邸を包囲し、「原発再稼働反対!」「野田やめろ!」の大合唱が永田町を揺るがしたのだ。  実は、この官邸前デモは3月にスタートして以来、毎週実施されてきた。ツイッターやフェイスブックで情報が拡散。回を重ねるごとに参加者が増え、今回、ついに4万5000人――。政治に無関心だった若者たちも熱くなっている。
2012年6月25日 日刊ゲンダイネット

紫陽花革命と言うんだそうな。
もちろん動機そのものを否定するつもりはないし、主張には共感するところも多いのだけど、なんとなく違和感を感じる部分も見受けられるのだが、果たしてどうだろう。
少なくとも、あの中東で起きたようなジャスミン革命とは、似て非なる抗議デモだと思う。
むしろ、フジテレビの偏向放送に対して起きたデモと、主張こそ全く異なるものの、同質なものを感じたというのが、正直なところだ。
でもって、それを示しているかのように、両デモ共に、大手メディアが取り上げなかったことも、単なる偶然ではなかったように思う。

いずれも、ツイッターやフェイスブックなど、ネットを介して集まった人々によって行われたデモという点では、ジャスミン革命のそれと似ているようにも思えるけど、その実態はかなり違っていたのではないだろうか。
というのも、そもそも、近年行われるデモ活動というのは、ただ単に人々が集まって抗議することだけで、完結するという訳ではない。
むしろ、その抗議活動をいかにメディアで露出させるかが重要であり、いくらデモで人が集まったところで、世間に知れ渡ること無く終わってしまえば、必ずしもデモが成功したとは言えないのだ。
つまり、メディアを通じた形で、多くの人々の耳目に触れる機会を作り、なんらかの影響を与えることが出来てこそ、デモ活動の目的を果たしたと言える。
即ち、そのためには、用意周到な広報のプランニングが必要になるであろうし、当然、メディアの根回しも必要になってくると考えられるのだが、今回のデモを見ていると、果たしてそういった動きがどこまで出来ていたのかは、甚だ疑問に感じると言わざるを得ない。

そもそもNHKが取り上げないのも、公共放送とはいえ、いちいち国会の承認を得なければ予算がもらえないNHKと国との関係性をもってすれば、国策への反対運動を積極的に報じる訳にいかないのも、ちょいと考えてみると想像できることだ。
民間メディアはもちろん、総じて彼らは視聴者の利益よりも、彼ら自身の利益を優先するのは当たり前の話であり、そんなメディアの本質を知らずして、今回のデモの扱いに関するメディア報道を批判したところで、あまり意味は無いと思う。
むしろ、そういったメディアの本質を利用するぐらいの、したたかなデモを企画しなくてどうすんのって話なのだ。

ちなみに、エジプトのジャスミン革命のデモが行われていたその裏で、東ヨーロッパのサッカーサポーターからなる活動家がデモ活動を支援していたとする話があるのをご存知だろうか。
エジプトのデモが多数の参加者を集めながらも、長期間に渡って終始平和的に行われ、抗議デモを成功へと導いた裏には、彼らの存在がなければ、なしえなかったと言われているのだ。

つまり、デモ活動には、実はそれなりの事前準備も含めた戦略が必要なのだと言える。
ところが、今回の紫陽花革命とやらには、主催者側にそう言った動きの痕跡がほとんど見られず、残念ながら、さほど計画性の無い、単なるイベントといった趣しか感じられない。
デモの機運を国民運動へと昇華させていくためには、継続性と規模の拡大を見据えた戦略が必要とされるのだが、特に戦略もなく、このまま尻すぼみに終わってしまうのだとすれば、むしろ反原発の機運を下火にさせかねない恐れがあることを、主催者や参加者達は、自覚しておかなければならないと思う。
同様に、一方で、更なる盛り上がりを見せた場合には、一部が暴徒化するなど予想だにしない展開も孕んでいることを注意しなければいけないのだ。
そういった意味では、メディアや国の対応も含めて、今週金曜日にも予定されている次回のデモが、今後を占うひとつターニングポイントになるのかもしれない。

あと今回のデモを見ていて特に思うのは、再稼動反対というメッセージだけでは、あまりに説得力が乏し過ぎる点だ。
原発を動かさない方がいいのは、ほとんどの国民が思っていることで、問題は、原発を動かさない場合の具体的な対応策なのであって、いくら原発反対と声高に叫んだとしても、それは単なる感情的なメッセージでしかなく、それだけで国民的な支持を集めるられるほど、簡単な事態ではない。
尚更、その先の計画性が問われるデモなのだということを、自覚して行わなければ、成果は得られないであろう。

一連のジャスミン革命が、ツイッターやフェイスブックによって起きた革命だと言われてはいるけど、それらはあくまで手段の一つでしかない。
要は、デモが成功で終わるのかどうかは、手段ではなく目的、即ちデモに関わる人達の意識にかかっていることを、忘れちゃいかんと思うのだ。

いずれにしても、これまでの国内で起こってきた既存の抗議デモとは、一線を画しているデモな訳で、故に国に対して、それなりのインパクトとプレッシャーを与えている事だけは間違いないと思うし、今後、沈静化してしまうのか、それとも更なる盛り上がりを見せる展開となるのか、しばらく成り行きを見ていきたいと思う。

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賛成する阿呆に反対する阿呆

造反、鳩山グループでも…首相自ら説得の電話
 民主党の鳩山元首相グループで22日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の26日の衆院採決で造反する動きが表面化した。  新党を視野に入れる小沢一郎元代表グループ以外にも、造反が広がる可能性がある。野田首相や党執行部は、態度未定の議員の説得に全力を挙げている。
2012年6月23日 読売新聞

何を今更という感じだ。
だったら、三党合意の段階で声高に言わんかい。

結局、消費税増税の是非で炙りだされるのは、次期選挙のことしか考えていない政治家の顔色だけだ。
本来は、消費税増税を反対する前に、財政と社会保障の問題に関する見解を示すのが先決なんだけどね。
これだけ消費税だけが一人歩きする事態は、どう考えても異常だよ。
消費税増税だけを唱える政治家がそうであるように、消費税増税反対だけを唱える政治家もまた、己の保身しか考えていない政治家であることを、忘れてはなりませぬ。

それしても、相変わらずな小沢一郎様。
こういう時が、一番興奮して楽しいのだろうなぁ(笑)
お手並み拝見といきたいところだけど、こちとら国民は、高みの見物をしている場合じゃないんだよね。

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小沢一郎の幻の右

孤立の恐れ…造反後の展望描けぬ小沢グループ
 民主党の小沢一郎元代表グループは、消費税率引き上げ関連法案に造反の動きを強めているが、造反後の展望は必ずしも描けていない。
2012年6月19日 読売新聞

相変わらずだんまりを決め込んでいるけど、マジで小沢一郎はどうすんのかね?
ただ、今の時代は風を読んで動く政治家より、風を起こす政治家しか世間は興味持ってくれないから、今更どう動いても、誰も反応しないとは思う。
破壊力抜群と言われた、かつてのハードパンチの威光だけでは、いかんせん政局はピクリとも動かないよ。
というかそもそも、すでにそんなパンチ力も無いだろうしね(笑)
そう考えると取り巻き連中も辛いところだね。
シャドーボクシングでもいいからパンチを見せて欲しいところだけど、もはや親分のパンチをここ何年も誰も見たことないからなぁ(笑)
未だに「うちの親分は世界を制するパンチを持っているんだぜ!」って言ったところで、もうなんの説得力もないし。
そもそもウチの親分って、ホントにそんなパンチあんのか?って、さすがに今度ばかりは不安を感じちゃうんじゃないの?

思うに、小沢一郎と橋下徹ってば、共に国家最高権力ロールプレイングゲームにはまっている政治家同士だと思うのだけども、悲しいくらいアクションのスピードが決定的に違う。
ここぞと言う時に限ってだんまりを決め込み、周りの動きや情勢を見計らってから、のこのこ表れてはご高説をぶちまける小沢一郎に対して、橋下徹は、ご存知のように率先してメディア露出を図り、挑戦的な言葉を使って、まさにボタン連打の如く、相手に考える隙を与えないスピードで常に先手を打ちまくるわけで、動きのよく見えない小沢戦法は、尚更、薄気味悪くて退屈な政治手法に感じてしまう。
一応、断っておくけど、別に橋下の政治手法を肯定している訳ではない。
両者を比較した時に、スピード感のある方が今の時代は圧倒的に有利だということが言いたいだけ。

もしも橋下徹が今の小沢一郎のような立場だったら、即座にメディアの露出を図り、涙ながらに消費税の反対を訴え、野田政権に対して国民や民主主義への裏切り行為だとか声高に叫んで糾弾してんじゃないのかな。
少なくとも世論喚起でもって、野田政権にプレッシャーを与えることで、優位な立場を作ろうとするだろうね。
いずれにしても、もうすでに何らかのアクションを起こしている事だけは間違いない。

一方の小沢一郎は、未だにだんまりを決め込み、取り巻きや政敵、メディアの反応などを見ながら、有効な一手をあれこれ考え、憶測が散々乱れ飛んだ後に表に出てきて、それらしい事を言うつもりなんだろうけど、はっきり言って、後手しか踏めない政治家には誰も期待をしないと思うよ。
どっちにしても、今の小沢一郎に民主党を出て行く度量もないだろうし、実際のところ政界再編を仕掛ける余地なんて、ほとんどないんだから、せいぜいアピールとして、法案採決を欠席する程度の無駄な抵抗しかできないと思う。
まぁそれすらも、執行部の締め付けの前に、行動を共にする議員は僅かだろうし、もし党を割って出るというなら、そりゃ見上げたもんだけど、党内に揺さぶりをかけられるほどの影響力はもはやないでしょ。
多勢に無勢な訳で、空気を変えられない小沢さんにとっては勝ち目無し。
即ち、負け戦はやらない人だから、騒いだとしても政治的な動きはしないと予想してみる。

結局、小沢一郎って人は、武勇伝があるだけで、今となっては大した力もない上に動かないもんだから、やれ、ここぞと言う時に一撃必殺のパンチを見せてくれるはずだとか、やれ、陰謀によって必殺パンチが封じ込まれてるだとか、周りが勝手にあれこれと妄想を掻き立ててしまうんだろうね。
結果、神のように崇められていくか、その反対に脅威とみなされるか、いずれにしても、小沢一郎という存在が一人歩きして、勝手に肥大化していって今に至っているんだと思う。
まぁ、本人が意図している事なのかどうかは、わからないけど、それって、無駄に敵を作りだすことにもなる訳で、今回の文春みたいなネガティブキャンペーンなんか、まさに象徴的な例(もとい西松建設絡みもさもありなん)だと思う。

で、今後の政局はというと、自民党が、どこまで本気で解散総選挙を望んでいるかによるとは思うけど、自民からすれば、例え選挙で第一党になったとしても過半数の確保は無理だろうし、それこそ維新の会なんかに躍進されると厄介だから、ねじれ国会含めた今の野党でポジショントークしている方が、むしろ美味しい立ち位置と考えて、しばらくは様子見をするんじゃないのかな。
消費税法案の成立後の解散総選挙を要求しているけど、野田の狸オヤジがそんなことをする訳は無いので、結局のところ国民不在の政局が当面続くってことになるんだろうね。

こういう時にこそ、社民党や共産党の出番なんだけど、奴らは一体何やってんの?
左傾化している欧米の流れに乗っかって、存在感を示す格好のタイミングなのに、未だになんのアクションもない。
ホント、左派政党の自覚あんの?
もはや、ニュースソースにすらならないほど、落ちぶれてるってこと?
情けないったらありゃしない。
民主も自民も酷いけど、社民も共産も同様に酷い。
日本の劣化を招いている共犯だよ。
とどのつまり、どこの政党も政治家もみんな酷いってことなんだよね。

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ブラック企業化する日本

何年後か経った時に、ここ数日に起こった出来事が、日本を沈没させた日として記憶されるようになるのではないだろうか。
そんなニュースばかりが飛び交い、はらわたが煮えくり返るこの週末。
いずれも共通して言えるのは、左派というよりも本当の意味での社民主義の政治勢力の不在が、この国を最悪の事態に招こうとしているのだけど、それを指摘するメディアをほとんど見かけたことがない。
世界的にも左派の流れが起きていると言うのに!

このままでは、国や大企業が生き延びる為に、市民の生活や財産が食い潰されていくことになる。
自分の尻尾を食い続けて生き延びようとする生き物なんかに、未来など訪れるはずもないのに...
いよいよ、市民自らの手によって、本気で政治運動を起こして、社会の流れを変えなければ、事態は止められないところまで来たように思う。


一体改革、3党合意…会期内の採決目指す
 民主、自民、公明3党は15日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を修正し、今国会で成立させることで合意した。
2012年6月16日 読売新聞

予想していたこととはいえ、これで消費税の増税が決定的となった。
多少の痛手は伴ったものの思惑通りに事は進んで、野田総理はメシウマってところか。
恐らく彼は、財務省と裏契約を結んでいるんじゃなかろうか。
霞ヶ関を実質的に支配しているのは財務省な訳で、かつての関係を通じて、消費税増税と引き換えに野田政権の延命が取り交わされたと詮索してみた。
だとするならば、安住みたいな無能な財務大臣を置くのもさもありなん(笑)

そもそも政治家からしたら、消費税増税なんてものは進んでやるりたがる政策ではない訳で、なんでそんな国民の反感を買ってまで税制を進めようとするのかというと、それが霞ヶ関即ち財務省の強い意向があるからに他ならない。
つまり、時の総理からすれば、霞ヶ関の意を汲みやすい消費税増税を行うことで、自らの政権維持を図るって算段だ。
ちなみに、過去消費税を実施した、当時の政権を見てみると、竹下、橋本と、いずれの総理も大蔵大臣経験者。
でもって、谷垣、野田のご両名は、これまたいずれも財務大臣経験者。
なんて気持ち悪いほどの、わかり易さ(笑)

なにも増税の手段は消費税だけではないのに、いつの間にやら増税イコール消費税増税にすり替えられ、話が進んでいるのも、むかつくったらありゃしない。
結局、国民の審判を仰がないまま、尚且つ国民に負担を押し付けてまで、おのれ等の保身しか考えていないような、腐った政治家と官僚しかこの国にはいないってことだ。


大飯再稼働、政府が決定…7月下旬にもフル稼働
 政府は16日午前、野田首相と関係閣僚による会合を開き、定期検査で停止している関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を正式決定した。
2012年6月16日 読売新聞

今の日本を代表する政治イデオロギーで原発を考えてみる。

やれ行政改革だの民営化だのでお馴染みの新自由主義の立場から原発を見てみると、低コストエネルギーとして評価するのも一見、筋が通っているように思えるけど、実は今回の原発事故処理や電源三法等の自治体への助成金なんかを含めた総コストで考えると、化石エネルギーよりも高いコストのエネルギーになってしまうんだよね。
にも関わらず、新自由主義を標榜する政治家は、未だに低コストだとのたまって原発を支持するという摩訶不思議。

一方、右傾化していく自民や野田総理の拠り所でもある保守政治の立場から見ると、日本の国土や伝統を守り、豊かな自然を大切に育んでいくはずなんだけど、なぜか国土を破壊し、国民の生活を奪いかねない原発を必要だという摩訶不思議。

結局、彼等に主義主張なんてものはありゃしない、一貫しているのはご都主義合と拝金主義なところだけ。
それこそ、地元自治体にしても、電源三法の助成金と原発特需を当てにしてる訳で、ご都合拝金主義の立派なお仲間さんでしかない。
だいたい民意を無視しておいて何が国民の生活の為だよ!
国民生活の為じゃなくて、自分のところの利益の為だろ。
まるで、どこぞのブラック企業の社長さんと同じだよ(笑)
そりゃ国民の心も病んじゃうね(昨今の通り魔事件も決して無関係だとは言えない)。
でもって、会社もとい日本を潰す気なんですか?!

政治家ってのは、もっと大局的に考えて行動せにゃならんだろうに。
自分のことしか考えられない、このような腐った連中が、彼等の利権を確保する為に、我々国民に多大な犠牲を強いて、国家そのものをもて遊んでいるのを、このまま許しちゃってていいの?

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国民を脅す総理大臣

野田首相が大飯原発再稼働判断、「国民生活守るため必要」
2012年6月8日 ロイター

史上稀に見る酷い記者会見だった。
これで納得する国民なんているのかね?
そもそも一体、国民生活の何を守ると言うのだろうか。
特に、原発の安全リスクと電力不足の経済リスクを天秤にかける趣旨の発言については、本気で怒りがこみ上げて来た。
本来、比較しようのないリスクを同列に論じて、国民に選択を迫るなんて、もはや詭弁でしかない。
これ、見方を変えれば、国民の命と引き換えに、電力不足を賄うことを強要している訳で、国民を脅す総理の会見がまかり通るのだとしたら、この国は狂っているとしか言いようがない。
大体、リスクを国民に一方的に押し付けておいて、それを担保する、安全対策もエネルギー政策も、何ら具体的に提示していないなんて、国民を愚弄するのもいい加減にして欲しいね。
これは、再稼動云々以前に、総理として、あるまじき発言だよ。
これに怒りを感じないとしたら、国民も相当お人好しだね。
かつて野田総理は責任を取ると啖呵をきってみせけど、実のところ痛い目をみるのは、総理ではなくて、国民であることをお忘れなく。
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アメーバ政治

今の日本の不幸は、本当の左派政党が存在しないことだと思う。
不況にあえぐ欧米が、軒並み左派政権に衣替えしていく中、日本だけが、なぜだか右傾化していくって、もはや末期症状。
で、過去のブログでも書いたことがあるけど、その原因は、アメーバのような性質を持った政党が政権を握ってしまったからに他ならないと思っている。
もはや「国民の生活が第一」なんてスローガンは過去のお言葉。一見、左派っぽいこと言いながら政権を奪うと、他党の政策ポリシーを摘み食いし、その翼賛体質を膨らませてきたアメーバ政党が民主党の実態なんだよね。
それこそ社民党なんて、完全にエキスを吸い取られちゃってるし、今度は、いよいよ自民党の心臓部への侵食を開始し出したってところ?

一体改革前進が改造の狙い=野党に協議呼び掛け―野田首相
 野田佳彦首相は4日午後、首相官邸で記者会見し、内閣改造の狙いについて「社会保障と税の一体改革を含め諸懸案を前進させるための環境整備をすべく、機能強化という視点で改造した」と説明した。防衛相に民間人の森本敏氏を起用したことに関しては「安全保障分野のわが国の第一人者だ。安全保障環境が不透明な中、大いに力を発揮してもらえると確信している」と語った。  首相は消費増税を柱とする一体改革関連法案について「国会審議のみならず、野党との政党間協議を改めてお願いしたい」と述べ、自民党などに修正協議を重ねて呼び掛けた。同党の谷垣禎一総裁との党首会談を目指す考えも明らかにした。 
2012年6月4日 時事通信

世間は、何かと野田総理を過小評価する向きもあるけど、このオッサン、文字通り狸みたいなオヤジなので、舐めていると一杯食わされると思うよ。
小沢会談と今回の閣僚人事で、狸オヤジは、いきなり女に化けて谷垣自民党にどえらいモーションを送っている訳なんだけど、自民党からしたら、急に髪型やファッションを自民好みにして迫ってきたようなもんだから、何気に混乱してると思うね(笑)
実際のところ、誘いに乗れば、そのままアメーバに取り込まれることになるだろうし、断れば、女に恥をかかせた悪者に仕立て上げられて、総選挙をちらつかせながら再度、自民に迫ってくるんじゃないのかな?

こうやって、相手に擦り寄りながら、争点を打ち消して取り込み、その翼賛体質を膨らませていくんだろうね。
本家「狸」の小沢一郎は、世論の気を引いて抵抗して見せると思うけど、もはや消費税増税で大勢が固まりつつある永田町では、大した動きにはならんでしょ。
どっちにしたって、国民から嫌われている狸にアンチヒーローは務まりません。

今後は、残念ながら、橋下市長と民主党との関係が、政治の動きを決めることになりそう。
なんの偶然か、先日、橋下徹自ら民主党に白旗を揚げるポーズとってるし、まぁ、どっちも新自由主義体質だから親和性は高いんじゃないの?
最終的には、キャスティングボードを握る争いになると思うけど。
いずれにしたって、左派政権が日本に誕生することが無いのは、はっきりしている。
ただ、そうやって、民主党が巨大アメーバ政党になればなるほど、必ず内部崩壊を招く日が来ると思う。
問題は、それまで日本が持ち堪えていられるかどうかってことだね。
いっそ、崩壊しちゃった方がいいのかもしれないと思えるほど、いやホント、お先真っ暗だよ。
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再稼動茶番劇場

橋下市長、大飯原発再稼働「事実上の容認」
 大阪市の橋下徹市長は31日、関西広域連合が前日出した大飯原発再稼働に関する声明について、「事実上の(再稼働)容認だ」と認めた。
2012年5月31日 読売新聞

ここいらで「原発容認」アイテムを使ってきた橋下さん(笑)
強大な権力を手に入れるためには、敵を痛めつけるだけでなく、時には味方を欺く冷徹さも必要だということなんですね。
とまぁ、傍から見れば、これもある種のテロのようにも見えるのだけど、お仲間の古賀さんとか飯田さんはどうすんの?
ただし、こと原発問題に関する発言は、災いの元になりかねないので、いつもの戦法は使えないですよ。橋下さん。
次は、何のアイテムを使ってくるのかな?

大飯再稼働:首相「私の責任で判断」
 首相は、細野豪志原発事故担当相から同日の広域連合との会合について報告を受け、「関係自治体からは一定の理解は得られつつある。国民の負担増抑制などのため安全が確保された原発は再稼働させる必要がある。福井県とおおい町の判断が得られれば、私の責任で最終判断したい」と述べた。
2012年5月30日 毎日新聞

いずれにしても、再稼動ありきの茶番劇を、延々と見せつけられているみたいで気分悪い。
だいたい総理大臣の「責任」も随分と軽いモンになったもんだ。
てか、総理の責任ってなんだ?
国民全員の命と自分一人の命が同等だとでも思ってんのかね?

そもそも福島原発の事故処理の目処すら立っておらず、でもって、核燃料の処分方法も決まらず、なにより日本のエネルギー政策のビジョンもなく、つまり原発事故以来、解決はおろかなんら道筋すら示せていないのに、原発の再稼動だけが決まるって、国民をバカにするのもいい加減にせい!
そこまで、原発が必要だと言うなら即刻電源三法を廃止でいいよね。
安全で必要なものを動かすんだったら、補助金なんかいらんだろ。
そんなもん、税金で賄う必要無し。

とまぁ、原発再稼動でついついヒステリックに陥りがちですが、再稼動云々以前に、停止中の原発だって同じことなんだよね。
停止中であろうが、原子炉がある限り、今も災害や事故のリスクに晒され続けていることをお忘れなく。
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